1000万を稼ぐ人の条件
個人事業主として働く IT系のエンジニアで年収1000万を稼ぐ人は、多くの共通点を持っています。その共通点を心掛ければ、誰もがその域まで行ける可能性があります。
まず大切な要素に、謙虚さがあります。これは一見、腰が低いことと思われがちですが本質は違います。経験豊富なエンジニアの中には、自らのその経験やスキルを自慢する人がいます。それは既に自分が相当の高みにあると自覚しているからです。けれども向上心が強い人は常に高みを目指しているので、今の自分に満足しないものです。それが謙虚さに繋がっています。つまり、常に向上心を持ってアンテナを張り、誰の意見にも耳を傾けて吸収できることを探すことが大切です。
次に多く見られるのは、長く働かないということです。稼ぐことイコール長時間働くことに繋がりそうですよね。実はその逆で、あえて長く働くことを避けています。当然ながら限られた時間の中でいかに生産性を高めるかが必要になります。その点に注力していることが、年収1000万クラスのフリーエンジニアの特徴です。これは実際の業務にも活かされるのですが、設計でもコーディングでもいかに短い工程で最大の成果を出すかに頭を使っているのです。
そして特筆すべきは、報酬を決める上での交渉が上手いことが挙げられます。あまりに高い単価を提示すると仕事を得られなくなります。かといって低い金額ではそれなりのスキルと判断されるか、仕事が入っても労力と見合わないので生計が成り立たなくなります。そのバランス感覚に優れています。